西淀病院には家庭医・総合診療医が多数在籍。病院をはじめ、診療所や在宅医療の場で活躍しています。またOCGFP(大阪家庭医療・総合診療センター)や臓器別専門医と連携し、病棟・救急・外来・在宅医療の各現場で継続した医療を実践できます。
病院見学を随時受け付けています。興味を持たれた方は下記の連絡先までお気軽にご連絡ください。
西淀病院 医局事務課研修担当 吉倉
電話 06-6472-1141(代表)
E-mail ishikenshu@yodokyo.or.jp
2023年度から日本専門医機構の内科専門研修プログラムの基幹施設に認定されました。
研修施設は次の通りです。
基幹施設:西淀病院
連携施設:耳原総合病院、コープおおさか病院、東大阪生協病院、淀川キリスト教病院、尼崎医療生協病院(兵庫県)、下越病院(新潟県)、長野中央病院(長野県)、宇部協立病院(山口県)
西淀病院は総合診療専門研修プログラムの基幹施設となっています。プライマリ・ケア連合学会の新・家庭医療専門医を目指す方もそのまま研修可能です。
研修施設は次の通りです。※下線は医師少数区域
総合診療Ⅰ:ファミリークリニックなごみ(大阪市)、ファミリークリニックあい(大阪市)、たいしょう生協診療所(大阪市)、はなぞの生協診療所(東大阪市)、更別村国民健康保険診療所(北海道)、寿都町立寿都診療所(北海道)、国民健康保険上川医療センター(北海道)、釧路協立病院(北海道)
総合診療Ⅱ:西淀病院(大阪市)、耳原総合病院(堺市)、大阪医科薬科大学附属病院(高槻市)、京都協立病院(綾部市)、くわみず病院(熊本市)、釧路協立病院(北海道)、岡山協立病院(岡山市)
内科:西淀病院(大阪市)、耳原総合病院(堺市)、コープおおさか病院(大阪市)、東大阪生協病院(東大阪市)、岡山協立病院(岡山市)
小児科:淀川キリスト教病院(大阪市)
救急科:西淀病院(大阪市)、耳原総合病院(堺市)、淀川キリスト教病院(大阪市)、岡山協立病院(岡山市)
その他:
耳原総合病院(外科、整形外科、泌尿器科、産婦人科、緩和ケア、ICU)
コープおおさか病院(外科、泌尿器科)
東大阪生協病院(リハビリテーション科)
さわ病院(精神科)
尼崎医療生協病院(整形外科、産婦人科、皮膚科、緩和ケア)
岡山協立病院(外科、整形外科、皮膚科、緩和ケア科、麻酔科)
研修中は大阪家庭医療・総合診療センター(OCGFP)に所属します。↓
大阪家庭医療・総合診療センター(Osaka Center of General & Family Practice)
処遇
身分:常勤医
給与:月額399,000円(卒後3年時、当直手当・時間外手当・賞与除く)
応募資格
2年間の厚生労働省指定の初期臨床研修を修了(見込み)した医師
お問い合わせ先
西淀病院 医局事務課研修担当 吉倉
電話 06-6472-1141(代表)
E-mail ishikenshu@yodokyo.or.jp
内科専門研修と総合診療専門研修の両方の基幹施設である利点を生かして、連続した研修で内科と総合診療の両方の専門医(ダブルボード)を取得することが可能です。
当院で求めているダブルボードの専門医像は、総合診療の素養を持ちながら中小病院で総合内科医として働ける医師や、内科の専門知識・技術を深めながら家庭医として診療所で活躍できる医師です。総合診療専門医に加えてサブスペシャル専門医も取得して地域で活躍したいという方のニーズに応えられるプログラムです。
内科→総合診療と総合診療→内科の両方のパターンでのローテート例を示しています。通常5年間でのプログラムになりますが、条件を満たせば4年間に短縮できる場合もあります。ただし、定員に制限があるため、応募状況によっては連続した研修が難しい場合もあります。
総合診療のプログラムで総診Ⅱ、小児科、救急科の期間には週1日の診療所研修日(ワンデイバック)があります。
西淀病院では、「内科への転科」「専門研修のやり直し」など、それぞれの事情に応じた研修の受け入れも行っています。
研修分野としては、総合内科、呼吸器内科、消化器内科、糖尿病内科で受け入れが可能です。
西淀病院総合内科後期研修プログラム
西淀病院総合内科研修は、将来地域の中小病院で総合内科医として働く意思のある人を対象とし、期間は3年間とする。
臓器・分野に偏らず総合的・全人的に患者を診る素養を身につける。
地域で包括的・継続的に患者を診る視点を養う。
生涯学習し発展していく職業人としてのプロフェッショナリズムを養う。
期間:ローテートの全期間(副指導医になる期間を含む)。
到達目標
研修方略
レクチャーの項目
内科専門医・総合診療専門医共通:老年症候群、認知症、せん妄、転倒、嚥下障害、褥瘡、栄養評価と治療、ポリファーマシー、高齢者医療の倫理、介護保険と地域医療システム
内科専門医:慢性疾患管理と行動変容、予防医療、アルコール関連内科疾患と介入、禁煙指導、緩和ケア、在宅医療
総合診療専門医:ICUルーチン、感染管理、術前評価と周術期マネジメント
期間:ローテートの全期間
到達目標
研修方略
期間:ローテートの全期間
到達目標
研修方略
期間:ローテート期間が6ヶ月以上の専攻医で希望する場合。ローテートの全期間。
到達目標
研修方略
期間:ローテートの全期間
到達目標
研修方略
期間:初期研修医の副指導医を担当する期間
到達目標
研修方略
医学生や初期研修医向けのカンファレンスを企画・運営してフィードバックを受ける。
形成的評価として、指導医とともに月1回ふりかえりを行う。総合内科研修到達度評価表(内科専門研修カリキュラムに準じて作成する)に基づいて3ヶ月ごと経過時と研修終了時に評価を行う。指導医や研修システムに対するフィードバックを行い、研修システムの改善に役立てる。
西淀病院呼吸器内科後期研修プログラム
西淀病院呼吸器内科後期研修は、将来地域の中小病院で呼吸器内科を中心とした内科医として働く意思のある人を対象とし、期間は3年間とする。
地域の病院の呼吸器内科医として、呼吸器分野のcommon diseaseを自らの責任で適切に診断・治療できる。高度に専門的な診断・治療を必要とする症例について適切な医療機関に紹介できる。
後期研修中に日本内科学会認定医の取得を目標とし、後期研修終了後に日本呼吸器学会専門医の取得を目標とする。当院は日本呼吸器学会認定施設であり、内科学会認定医取得後3年間の研修で専門医の受験資格が得られる。
1年目は、これまでの研修で不十分だった分野を中心にローテート研修を行う。2年目以降は西淀病院呼吸器内科を中心に研修し、3年目前半では副指導医を担当する。希望により6ヶ月までの外部研修も可能である。
3年間のローテート例
呼吸器内科研修到達度評価表に基づいて1ヶ月ごとにふりかえりを行う。中間の時点で中間総括を行い、残り期間の目標を設定する。研修終了時の研修総括で到達度評価を行う。指導医や研修システムに対してもフィードバックを行い、研修システムの改善に役立てる。
大野 啓文(日本呼吸器学会指導医) 指導責任者
穐久 英明(日本呼吸器学会専門医)
大島 民旗(日本呼吸器学会専門医)
福島 啓 (日本呼吸器学会専門医)
西淀病院消化器内科後期研修プログラム
研修期間中は将来何らかのサブスペシャル分野を選択するにしても、総合的な内科全般の力量をまず獲得し引き続いてサブスペシャル分野の研修を行う。したがって、サブスペシャル分野の研修開始は3年目以降とする。
患者の視点に立った安全で良質な医療を提供できるように、質の高い診療能力を有する消化器内科医を育成する事を目標とする。
具体的には以下の項目を目標として研修する。
消化器疾患の診断に必要な検査手技である上部消化管内視鏡検査、大腸内視鏡検査、腹部超音波検査、ERCPなどを習得する。
治療手技として、イレウスチューブ挿入、内視鏡的胃瘻造設術の術者、消化管出血に対する内視鏡的止血術、食道静脈瘤硬化療法、内視鏡的粘膜切除術、消化管拡張術、胆道系治療(ENBD、 EST、 Stent、 PTBD)、肝腫瘍に対するエタノール注入療法やラジオ波焼灼療法の助手となり、技術のみならず、術前後の対応を学ぶ。その他、消化器癌に対する化学療法、炎症性腸疾患のコントロール、急性膵炎の治療、ウイルス性肝炎に対する抗ウイルス療法などを修得する。
毎週一回ずつ、消化器カンファレンス、月に一回、大阪民医連4病院の消化器内科の合同カンファレンスが開催される。研究会、学会に参加し積極的に発表を行う。
赤路 英世(日本消化器病学会専門医)
齋藤 栄作(日本消化器病学会専門医)
西淀病院糖尿病内科後期研修プログラム
将来、糖尿病専門医として病院、診療所、地域で糖尿病治療の中心として働く意志のある人を対象として、期間は3年間とする。
わが国で急激に増加しているcommon diseaseである糖尿病のマネージメントが的確に行える。
1年目は、これまでの研修で不十分だった分野を中心にローテート研修を行う。2年目以降は西淀病院糖尿病内科を中心に研修し、3年目前半では副指導医を担当する。希望により6ヶ月までの外部研修も可能である。
結城 由恵 (日本糖尿病学会専門医・指導医)
村瀬 明世 (日本糖尿病学会専門医)