リハビリテーション科

西淀病院 診療科・部門【診療のご案内】

リハビリテーション科

診療内容・特色

 「リハビリテーション(rehabilitation)」という言葉は、ラテン語で「re(再び)」+「habilis(適した)」から構成され、「再び適した状態になる(する)こと」を意味しています。機能回復だけを目的とするのではなく、新たに手段を獲得(例えば、利き手の交換など)したり、過ごしやすい生活環境を整えたりすることも目的としており、その方の目標に向かって、そして地域社会において充実した生活ができるように行われる活動がリハビリテーションです。
当院では、脳血管リハビリテーション科(I)、運動器リハビリテーション科(I)、呼吸器リハビリテーション科(I)の施設基準の算定をしており、それに準じた疾患に対するリハビリテーション・アプローチを提供しています。
 回復期リハビリテーション病棟では、365日リハビリテーション・アプローチを提供できる体制が整っています。退院前には、実際の生活環境での生活動作獲得、介助量軽減のために、家屋訪問を実施して、それを元に必要な改修、サービス導入を検討する会議(カンファレンス)を看護師、医療福祉相談員(MSW)など多職種で行います。
 さらに、地域の慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者さん向けの取り組みとして、「呼吸ケア・リハビリテーション教室」にも積極的に関わり、疾病予防やケアの面からの活動も行っています。

理学療法士(PT):34名(平成27年4月現在)

 病気やけがなどにより身体が不自由になった方に対して、「寝返り、起き上がり、歩行」などの日常生活における基本的な動作能力の回復を図るために、身体能力を評価し、関節を動かす、筋力訓練などの運動を行ったり(運動療法)、温熱、冷却などの物理的な手段(物理療法)を併用したりします。また、機能回復と共に実際の日常生活に沿った動作が改善することを目指して関わります(日常生活動作練習)。さらに、車いす、杖などの福祉機器の提案、介助方法のアドバイス、生活環境調整(家屋調査)なども行います。

作業療法士(OT):14名(平成27年4月現在)

 身体が不自由になった方の能力を引き出す、または活用するという点では理学療法士と同様です。作業療法士は、更に高次脳機能障害、精神機能障害なども対象とします。基本動作に加えて、「排泄、入浴、更衣、食事、整容」など身の回り動作の獲得、「家事、仕事、余暇活動」など生活動作の拡大にも関わります。理学療法士同様、車いす、杖などの福祉機器の提案、介助方法のアドバイス、生活環境調整(家屋調査)を行い、必要に応じて自助具の作成なども行います。

言語聴覚士(ST):5名(平成27年4月現在)

 失語症や構音障害などによる「話す・聞く・読む・書く」などのコミュニケーション能力の向上や、食べる、飲み込むといった摂食・嚥下機能障害に対する機能改善や顔面神経麻痺に対しても治療を行います。必要に応じて精密検査(VF検査)を行い、食事形態を評価・検討し、食事介助方法などを詳しく説明しています。

 西淀病院リハビリテーション科では、週2回の勉強会・症例検討・発表会も開催して、セラピストとしての知識・技術の向上にも努めています。

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