血液浄化室

西淀病院 診療科・部門【診療のご案内】

血液浄化室

血液浄化室の紹介

血液浄化室はベッド数25床で、血液透析をはじめ種々の血液浄化療法に対応し、腹水濃縮再静注も行っています。全身管理、体調の変化に応じて他科、他院とも連携しています。また患者様とのコミュニケーションを大切に良質な接遇を心がけながら、透析便りの発行や自宅訪問等を通じてコミュニケーションを深めています。

診療時間
診療時間
午前 8:45~
午後 14:15~

月・水・金は夜間22:30まで実施しています

患者サービス

透析便での送迎、薬局への代行サービスも行っており、施設的には自立支援(更生医療)認定を受けています。

スタッフ紹介

看護師8名、臨床工学技士7名で構成しており、透析技術認定士も在籍し透析従事年数も豊富でフットケアやシャントの管理、透析液清浄化などよりよい透析治療受けて頂くよう努めています。

透析装置リニューアルと透析液清浄化の取り組み

2021年3月に透析液作製装置を含む全透析装置をリニューアルし血液透析をはじめ全台オンラインHDFが実施できるようになりました。オンラインHDFとは血液透析に加え透析中に無菌の透析液で大量補液を行い濾過作業を加えた透析療法で従来の透析では除去されにくい老廃物が除去でき合併症の発生を抑えることができます。そのため常に患者様に安全・安心の透析液を供給するよう毎月透析液の細菌数やエンドトキシンを測定し無菌・無エンドトキシンの基準を保っています。

リニューアルされた透析液供給装置と透析装置

シャント管理の取り組み

透析患者様にとってシャントは非常に大切です。毎回の治療時に加え月1回シャントチェックシートを用いてチェックし、異常がある時はシャントエコーを実施しています。

シャントエコー

フットケアの取り組み

2009年にフットケアグループが発足し、月1回 透析中に足の観察やケアを実施しています。主には、足浴、胼胝削り・巻き爪処置などを行っています。今後さらに患者教育・指導、のざと診療所の足外来への受診、皮膚排泄認定看護師との連携も力を入れていきたいと思っています。

フットケア

感染対策の取り組み

穿刺等患者様に接する場面では標準予防策を実施し、使用物品もできる限り個人用としています。また薬剤もプレフィルド製品を使用しています。
また室内環境ではロスナイ換気により常時室内換気を行い、紫外線空気清浄機も設置しています。

紫外線空気清浄機

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