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看護部ブログ

4階病棟です。

 こんにちは!今月は4階病棟が担当します。

 

 4階病棟は地域包括ケア病棟です。地域包括ケア病棟とは、急性期で治療を終えた患者様に対し、自宅や施設といった退院先に向けて調整をしていく病棟です。去年の5月からは糖尿病の教育入院も受け入れています。平日は糖尿病教室を開いており、医師や看護師、管理栄養士、リハビリスタッフ、薬剤師が病気の説明や低血糖時の対応、自宅で出来る運動、自宅での食事についてといった専門職の方が実施し、自宅でも患者様自身で行えるようにしています。 

 

 病棟で行っているカンファレンスについて紹介しようと思います。

 

 カンファレンスでは、医師と看護師だけでなく介護福祉士や作業療法士・理学療法士・言語聴覚士、入退院支援看護師、MSW(医療ソーシャルワーカー)、管理栄養士といった多職種で退院に向けて話し合っています。患者様にとって最善は何か、今の課題点は何かを話し合い在院日数(入院できる日数)が60日を越えないように退院調整していきます。

 

 例えば排泄カンファレンスでは、患者様のADLや認知機能にあわせて排泄動作の確立が出来るように行います。話し合いの中で、夜勤にオムツ交換をする回数を増やしたりオムツの当て方の見直したり、またポータブルトイレ使用している方に対して、終日テープ式タイプのおむつからリハビリパンツに変更したりすることでADL向上や退院に向けて準備していきます。

 

 毎日30分と短い時間の中で患者様にとって良い入院生活できるように話し合っています。実習でカンファレンスしているところを見かけたり、参加することがあるかもしれません。カンファレンスで何を話しているか分からない事が多いと思いますが、目的を持って行っているので、わからない事は指導者に質問して学びの一つにして下さい。

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