新人看護師研修
皆さん、こんにちは。今回は、4月に入職した看護師たちの研修をブログに上げたいと思います。初期研修の日数は約10日間、研修内容は病院の概要から基礎看護まで幅広く行われました。看護部門だけではなく他職種の協力があり無事終了することができました。
医療安全では「実際に起きた事故の話を聞き、危機感を持つことができた」、静脈注射では「患者の不安や痛みを体験することで、どのような声掛けや対応が患者を安心させられるか、伝わりやすい説明はどのようなものか考えることができた」、師長面談では「看護師だけでなく介護福祉士や栄養士、MSWなど様々な職種の方たちが患者をあらゆる視点から捉え、退院後までを考えて関わっていることが分かった」、多重課題では「自分の責任であるから自分でやるという考えだけではなく、患者の安全を守ることのできる方法を一番に考える必要があると感じた」という感想がありました。
環境整備・食事介助(食べる)・経管栄養・全身清拭・洗髪の基礎看護の講師には3年目看護師が担いました。先輩看護師としてマニュアルの確認と基礎の学習、メンター看護師と協同し講師を務めあげました。改めて先輩看護師の存在は大きいと実感しました。
オンラインミーテングを初期研修として取り入れている施設もあるようですが、対面での研修は直接、講師の声を聞き・思いを知り、演習では動き・考えることができるものだと実感しています。緊張度の高い中の約10日間、朝から晩まで机上だけの学びではなく、演習も行い疲れたと思います。今は各職場で直接患者さんい関わっています。できないことは多いけれど、自分のできることからコツコツと力を発揮してほしいです。