透析室の患者さんの様子
こんにちは、血液浄化室です!
血液浄化室は、病院の2階フロアにあり、スタッフは医師・看護師・臨床工学技士で構成されています。当院の管理患者数は、約70名です。
血液透析とは、腎臓の動きが不十分になったとき、その機能を人工的に行う治療法です。
(詳しくは、2020.6.26の透析室のブログ参照)
一般的に、血液透析は、1回4時間、週3回ペースで行われることが基本です。それだけの時間を拘束されることに、大きな負担を感じるかもしれませんが、私たちの腎臓は24時間休みなく働いています。他にも食事や飲水量にも気を付けてもらっています。
透析患者数は、年々増加傾向です。その中でも、高齢の透析患者さんの割合が目立ってきています。その背景には、透析医療の進歩や日本の高齢化などの理由があります。
当院の血液浄化室にも、高齢患者さんがいらっしゃいます。最高齢の方で90歳代の方が、通院されています。自宅から車いすで来院されている方、施設から車いすで送迎便を利用されている方など、さまざまです。
中には、認知症を発症されている方もおられます。自分で体調の変化を伝えることができない方は、連絡帳を作成し、施設や自宅での様子や透析中の様子などの情報共有をしています。また、透析中に、透析していることを忘れてしまい自分で針を抜いてしまう方や、その恐れのある患者さんには、予防としてアームカバーやセンサーを使用し、刺入部の保護と抜針予防に努めています。
どうしても、4時間の透析時間が難しい患者さんに関しては、家族・主治医・ケアマネージャー・施設スタッフなど含めてカンファレンスを行い、その患者さんにとってより良い透析治療が行えるようにしています。
西淀病院の透析患者さん、今日も透析 がんばっています!!
ぜひ、一度 見学にいらしてください!!