6階病棟です!
こんにちは、6階病棟です。
6階病棟は急性期病棟で主に呼吸器疾患を持つ患者さんや、糖尿病患者さんが入院されています。今回は新型コロナウイルス感染症での看護活動について紹介します。新型コロナウイルス感染症の終息が見込めない中、現在も医療機関では対応が続けられています。
6階病棟ではフォローアップセンターからの依頼を受けて新型コロナウイルスに感染した患者様を受け入れています。現在病棟は一般病床とコロナ専用病床に分かれており、看護師は2人組ペア(PNS)で働きます。
コロナ専用病床でのケアの際は防護服とゴーグル・N95マスクを着用し最小限の訪室に抑えるため、ナースコールや付箋・インカムを活用しPNSパートナーや他のスタッフと連携しながら業務を進めています。夏場の防護服は蒸し暑くN95マスクは息苦しく感じることもありますが冷感スプレーを使用したり、こまめに休憩をとりながら働いています。また、患者様の中には認知機能低下があり何故隔離されているのか、何故治療が必要なのかが理解できず自宅に帰ろうとされる方もいらっしゃいます。そういった方にはセンサーマットを使用し外に出ようとすると音が鳴りスタッフが対応できるようにし、不安の傾聴を行いながら隔離対応を行っています。人工呼吸器管理中の方にはIpadを使用して詰所内でモニタリングし異常の早期発見ができるよう工夫しています。
感染対策としては食器のディスポ対応(食器と残飯は居室内で破棄)や全室陰圧機の設置、持参薬は使用せず院内で処方、検温物品やパソコン・その他必要物品は専用のものを使用するなど対策を取っています。
コロナ専用病床ができたことで日々変わる対応に戸惑うことはありますが、重症患者様の経過が快方に向かうことや症状が改善し笑顔で隔離ゾーンから退院されていく患者様を見るたびにやりがいを感じています。
1年以上にわたる新型コロナウイルスとの闘いにまだ終わりは見えませんが一日でも早く感染が終息することを願っています。皆さんも体調に気をつけてください。