病棟での看護師の仕事
こんにちは。5階病棟です。5階病棟は一般内科と整形外科の急性期病棟です。当病棟は骨折の患者様の手術前後の看護や消化器疾患に必要な検査や処置、治療を行う病棟です。急性期病棟で治療を行いながら、入院時から退院後の生活のことを考えて患者様や家族様と関わっています。
現在、新型コロナ肺炎により入院中の患者様と家族様の面会も制限をよぎなくされている状況です。看護学生や高校生の看護体験の受け入れも減っており看護の道へ興味がある学生さんたちもなかなか現場に来る機会が少なく現在の現場の状況がわからないと思います。今回は5階病棟での日中の流れや様子を紹介したいと思います。
病棟の一日の始まりは、師長さんから朝の申し送りから始まります。病院内での重要な共有事項や患者様について申し送りの話をします。その後に看護師同士でのミーティングをします。ミーティング時にその日に担当する患者様の情報を確認し治療経過や現在の状況、退院後の生活も視野にいれながら情報共有を行い患者様のもとへ出発します。
検温や点滴、処置を行いながら患者さんの全身状態を確認しコミュニケーションをとります。医師の指示をもとに処置や検査が行われますが、患者様に必要な看護を看護師間で考えて病室やベッド柵の位置など患者様に合わせた療養環境を整えます。お昼になると昼食の準備をします。食事前後の薬を患者様に配り内服管理をするのも看護師の仕事です。食事と内服が終了したら口腔ケアを施行します。看護師も入れ違いでお昼休憩をとります。片方が休憩に入っている間に患者様に起きた出来事や情報も、休憩が終われば共有し午後からのミーティングを行います。寝たきりの患者様も多いため体位を整えたりオムツの交換も行います。日中の看護やカルテへの記録が終われば夜間帯の看護師への申し送りをします。
コロナ禍で不安な日々も続きますが、患者さんから出発し患者さん、家族と一緒にたたかい日々看護をしています。学生さんも不安な日々が続くと思いますが一緒にがんばりましょう!
機会があれば看護体験に来てくださいね!スタッフ一同お待ちしております。