血液浄化室(透析室)紹介
透析とは、腎臓の働きの一部を人工的に補う治療法です。
血液透析では,血液をいったん外に導き出して、
血液中の老廃物(クレアチニンや尿素窒素)、
余分な水、電解質(主にナトリウム)を
人工の膜(人工腎臓:ダイアライザー)を使って取り除き、
きれいになった血液を再び体内に戻します。
これを急激に行うと副作用として
頭痛、悪心、嘔吐(おうと)、痙攣(けいれん)などが
起こる場合があるので、1回の透析には4時間かけるのが一般的です。
また、透析を行っている間は、
血圧の変動や顔色、意識の状態など、十分観察を行う必要があります。
患者さんは1回4時間の治療を週3回受けるために通院が
必要で、当院には現在約60名の患者さんが通院されています。
西淀病院透析室には25床のベッドがあり、
月・水・金は午前と午後の2クールで22:30まで行っています。
透析室の看護師は8名で、臨床工学技師と一緒に
患者さんの安全と命を守るために日々奮闘しています。
病院見学の際にはぜひお立ち寄りください(*^^*)