認知症ケア~ユマニチュードって?~
9月8日(土)、『認知症ケア~ユマニチュードって?~』が
東大阪生協病院で開催されました。
職員合わせて約60名の参加者で、
ホールはいっぱいに!
いつもは好きな席に座れるため
どうしても同じ学校が固まってしまうので、
今回は、初めてくじ引きで席を指定してみました。
すると…隣近所が顔見知りじゃないからか、
お弁当を食べる間、しーん…と
会場が静まり返ってしまいました。
その後、ENS(近畿の看護学生が集まり交流する企画)
の報告中もまだ静か。
職員は、「あちゃ~」と思いながらも、
そのまま、東大阪生協病院の
山田副総看護師長による講義が始まりました。
講義の途中、「隣の人と、拳1つ分の距離まで顔を近づけて見つめ合ってください」や
「相手に1分間何でも良いので話しかけ続けてください」
などのミッションをこなすうちに、
さっきまでの静けさとは一転、賑やかでとっても楽しい雰囲気に。
ペアが友達同士じゃないからこそ、照れながらも、
とても真剣に取り組むことができていました。
また、ユマニチュードの実践映像のなかで、
患者さんが打ち解け、
穏やかにケアを受けられている様子をみて、
実習で受け持たせていただいた認知症患者さんへの
自分自身のケアを振り返っている学生さんもいたようで、
「認知症のある方に援助するときは、
事前時間を30~40秒とること。
今までは、急いで、早く援助を終えることを
考えていたので、勉強になった」
「認知症であってもその人らしさを尊重すること。
実習での看護計画でも、援助者の都合で
行ってしまう事も多かった事に気付いた」
という感想が見られました。
ほかにも、「“歩けなくしているのは医療者ではないか”
という言葉が印象的だった。
実際に病棟で歩けないと思っていた方が歩いた。
自分の決めつけが患者を作ってしまう
恐さを感じた」などの感想もみられました。
今回の学習会で”ユマニチュード”の言葉自体を
初めて聞く学生さんもおり、
とても勉強になった学習企画でした☆
”ユマニチュード”・・・気になった方は
ぜひ調べてみてくださいね♪♪
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