喘息学習会

第7回 西淀病院喘息学習会

日 時:2015年11月14日(土)
内 容:喘息の治療薬~効果と副作用とお金の話~       講師 津森美保
    ステロイド性骨粗鬆症って知っていますか?
    ~激変する骨粗鬆症の治療~  講師:大野啓文・神浦茉奈実
参加者 17名


第一講義 喘息の治療薬~効果と副作用とお金の話~

講師 津森美保 / よくわかった:10人 だいたいわかった:3人 

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 喘息の仕組み、発作の起こる仕組み、喘息に使われるお薬の種類とその働き、副作用と注意点などお話しました。また喘息のお薬の値段の違い、特に吸入ステロイドや気管支拡張剤との合剤の比較、特徴などの説明をしました。吸入の薬では使用量によっては3倍も値段が違うことなども紹介しました。

第二講義 ステロイド性骨粗鬆症って知っていますか?
~激変する骨粗鬆症の治療~

講師 大野啓文・神浦茉奈実 / よくわかった:5人 だいたいわかった:7人 あまりわからなかった:1人

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 女性では閉経後、急速に骨量が減少し骨粗しょう症が起こります。骨粗しょう症の治療は骨折しないために行っています。骨折することがその人の後の人生に大きな影響を与えるからです。身体の中の骨の果たしている役割、骨の新陳代謝の仕組み、骨粗しょう症の診断の仕方、骨量測定機にはいろいろあること、正確にはレントゲンで測定する方法が一番確実なこと、また、新しい治療薬がこの間開発されていろんな種類があること、ステロイドの飲み薬や吸入薬が骨量に与える影響について勉強しました。

感想

  • 骨形成の説明が少し早すぎてわかりにくかったです
  • いろいろ再確認することがあり、良かったです
  • 吸入ステロイドとβ2刺激薬の違いや値段の比較が分かりやすかったです
  • 喘息の薬については有意義でした
  • 今日は喘息の治療薬・骨粗鬆症の予防方法等がよくわかりました
  • 今後ステロイド(プレドニン)の内服を必要とするので、骨の検査・食事のとり方に気をつけたいと思います
  • 来春からは遠くに転居予定です。長い間本当に有り難うございました。もしできれば何とか参加したいものと願っておりますが・・・

次回は、2016年5月28日(土)14時から16時の予定です。
講義内容が決まれば、また掲載します。
この学習会は西淀病院が地域に向けて発信する家庭的な雰囲気の小さな喘息の勉強会です。
どなたでも参加自由です。


<お問い合せ先>
西淀病院 医局宛て

〒555-0024 大阪市西淀川区野里3-5-22
電話:06-6472-1141 FAX:06-6474-7685


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